12月1日(木)〜12月3日(土)に開催される音楽イベント&カンファレンスのTDME(Tokyo Dance Music Event)にTOOLROOM ACADEMYというワークショップがあるのですが、世界のトップクラスのアーティストの話が聞けたりデモを聞いてもらったりできる日本ではかなり珍しい機会っぽいので紹介したいと思います。
どんなワークショップか
UKのテクノ&ハウス・レーベルTOOLROOM RECORDSによる音楽学校
TOOLROOM ACADEMY講師として、スロベニア出身の世界的なテクノ・プロデューサーのUMEK。英ブライトン出身のハウスデュオPROK & FITCHの2組が登壇。ダンスミュージックでのキャリアアップについて、音楽制作におけるグルーヴの生み出しかた、テクノサウンドの作り方、そしてレーベルA&Rが参加者たちのデモトラックを評価してくれます。
TOOLROOM RECORDSが新たな才能を発掘育成するために、アーティストやレーベルA&Rがノウハウを教える音楽学校TOOLROOM ACADEMYを開講。この度、日本初上陸します。
あのToolroomからリリースしている超有名アーティストから音楽制作について教えてもらえるだけでなく、Mark KnightとともにToolroomのファウンダーであるのStuart Knight(Mark Knightの兄弟だそうです)の話がきけたり、A&R(アーティストの発掘やどんな音楽をつくっていくかを担当する役割)の話が聞ける機会は日本ではめったにないと思います。UMEKはテクノの作り方、Prok & Fitchはグルーブをどうやってつくるかを解説してくれるみたいですね。Stuart Knightは、デモの提出やキャリアについて話してくれるようです。
どこで開催されるのか?
レッドブルスタジオ東京だそうです。前日にはAbleton Liveのミートアップやbanvoxのワークショップなども開かれるようです。
なぜ良さそうなのか
ADE(Amsterdam Dance Event、10月にアムステルダムで開催)やWMC(Winter Music Conference、Ultra Miami開催期間周辺にマイアミで開催)なんかにもワークショップがあるんですが、これらに行こうと思うと航空券代だけで10万以上かかってホテルも含めるとかなりの出費になります。一方、今回のToolroom Academyは学生なら5000円という破格(TDMEの通し券代)なので、音楽をつくっている学生の方は行ってみるといいのではないでしょうか?学生ではなくても1日券なら12000円なので、海外のカンファレンスに行くより相当安そうですね〜。
また、音楽制作だけでなくて、デモ提出やキャリアなどビジネス面も含めた話が聞けるのも貴重なんじゃないかとおもいます。
というわけで、Electronic Musicをつくっている方は行ってみてはどうでしょうか!?